アメリカ・トランプ政権がAI(人工知能)を手掛ける新興企業の「アンソロピック」を政府調達から排除した措置などを巡る訴訟で、連邦地裁は措置の一時差し止めを命じました。
アンソロピックは自社が開発した生成AIを完全自律型兵器や国民に対する大規模監視に利用することを拒否して国防総省と対立し、安全保障上の脅威となる「サプライチェーンのリスク」に指定されました。
また、トランプ大統領は「アンソロピック」の生成AI「クロード」を連邦政府機関から排除するように指示し、アンソロピックはこれら措置は不当だとして提訴していました。
26日、カリフォルニア州の連邦地裁は政府による措置の暫定的な差し止めを命じました。
担当判事は「政府の措置は国家安全保障上の利益を目的としたものではなく、むしろ『アンソロピック』を罰することが目的のようだ」と指摘しています。