イランの女子学校で多くの児童らが死亡した先月28日の攻撃を巡り、国連人権理事会が緊急会合を開きました。イランの外相は「戦争犯罪だ」と訴え、加害者の責任追及を求めました。
アラグチ外相 「この残虐行為は正当化できず、隠蔽することもできない。沈黙や無関心で受け止められてはならない。ミナブのシャジャレ・タイエベ学校への攻撃は単なる『事件』でも『誤算』でもない」
国連人権理事会は27日、イラン南部の女子学校が攻撃された先月28日の空爆を巡り、緊急会合を開きました。
イランのアラグチ外相は「175人以上の生徒と教師が冷酷に殺害された」と非難し、「戦争犯罪かつ人道に対する罪であり、すべての国による明確な非難と、加害者の責任追及を求める」と訴えました。
また、アラグチ外相はアメリカとイスラエルによるイランへの攻撃を「侵略戦争でありジェノサイド(大量虐殺)を意図している」と指摘し、「イランは自らを守る強い決意を示しており、防衛は必要な限り続けられる」と強調しました。
国連人権高等弁務官のトゥルク氏は、女子学校への攻撃について「攻撃を実行した側に、迅速かつ公平で透明性がある徹底した調査を行って事実を明らかにし、責任追及の基盤を築く責任がある」と指摘しました。
アメリカとイスラエルの代表は、この会合を欠席しました。
イランの女子学校への攻撃について、アメリカのトランプ大統領は当初「イランの仕業だ」と主張していましたが、その後、「調査中だ」と発言を修正しています。