アメリカ国内で中国政府の代理人だと知らせることなく「工作員」として活動した疑いでアメリカ西部・カリフォルニア州の市長が訴追されました。

 訴追されたのはカリフォルニア州アルケイディアの市長、アイリーン・ワン容疑者です。

 アメリカ司法省によりますと、ワン容疑者は2020年後半から2022年にかけて中国当局から指示を受け、「新疆ウイグル自治区での集団虐殺や強制労働は存在しない」などとする中国政府の見解に沿う記事をネット上に投稿していた疑いが持たれています。

 アメリカでは、外交官など以外が司法長官に通知せずに外国政府の代理人として活動した場合は連邦法違反にあたり、最高で10年の拘禁刑が科される可能性があるということです。

 ワン容疑者は検察との司法取引の中で容疑を認めることに合意していて、今月11日付で市長を辞任しています。

画像:City of Arcadia - City Hall via Facebook