夫と不倫相手との10年に及ぶ二重生活の末に事件は起きました。

■“不倫相手を殺害”女に判決

 22日、証言台に立ったのは露木康子被告(55)です。

露木康子被告の近隣住民 「(Q.夫婦一緒にいるのを見たことは?)それはない。普通の人。仕事でいつも忙しそうだった」

 被告は結婚後およそ10年、夫と暮らしていましたが、これは「表の生活」にすぎず…。

 同時に恋人の家に通い詰める「裏の生活」を続けていました。

 この二重生活の末に、殺人事件が起きます。

露木康子被告 「死んでくれたらいいのに。被害者がいなくなれば私の生活が楽になるのに」

 露木被告は去年9月、静岡県内の住宅で交際相手の首を、その母親とともに絞め殺害した罪に問われています。

 およそ10年続いた不倫はなぜ終わりを迎えたのか。22日の法廷で語られました。

裁判長 「被告は30年以上前に交際をはじめ、恋愛感情や肉体関係はすでになくなっていた。被害者の機嫌を損なわないようにと気を遣う一方、横柄な態度に怒りを覚えるなどし、疲弊して1人で思い詰めていった。関係性に限界を感じたが、関係解消を切り出せば被害者に危害を加えられるとの思いから殺害を決意するに至った」

 静岡地裁沼津支部が22日に言い渡した判決は、拘禁刑12年でした。