JR気仙沼線のBRT=バス高速輸送システムの一部区間で、29日から自動運転の試験走行が始まる前に走行の様子が公開されました。

 JR気仙沼線BRTの自動運転の試験走行は、これまで運転手が周囲を監視し部分的に自動化するレベル2でしたが、29日以降の試験走行から特定の条件下でシステムが全ての操作を行うレベル4となります。

 区間は、宮城県登米市の柳津駅から南三陸町の水尻川アプローチまでの専用道15.5キロで、最高時速は60キロです。

 国内のバスによるレベル4の自動運転としては、最長で最速ということです。

 28日は、柳津駅から陸前横山駅までの1駅間でに走行の様子が公開されました。

 車内には自動運転であることや現在の速度など示す最新鋭のモニターが設置されています。

 渕井亮太記者「ほぼ最高時速に近い速度で走行を続けています。レベル4の自動運転ですが、乗り心地は通常のバスと全く変わりません」「BRTの車両がゆっくりと陸前横山駅に入ってきました。減速しながら駅に進入してきます。レベル4の自動運転ということで運転士はハンドルから手を放しています」 JR東日本は、2018年度から気仙沼線BRTの専用道の区間で自動運転の試験を行っていて、2028年度までに志津川駅までの一般道区間も含めたレベル4での自動運転を目指しています。

 試験運転は5月29日から7月4日までの毎週金曜日と土曜日に通常の営業運転とは別に、1日2回行う予定です。

 希望する人は、専用フォームから事前に申し込めば無料で乗車できます。

 JR東日本イノベーション戦略本部西村佳久統括「乗務員がハンドルに手を掛けないで運行するところをまず体験していただきたいのと、最高時速60キロは国内初だと認識しておりますのでスピード感も体感していただきたいと思います」