生後4カ月の息子を浴槽に沈めて殺害した罪に問われている母親が、初公判で起訴内容を認めました。検察側は、育児に「ストレスを抱えていた」と指摘しました。

 千葉県松戸市の女(34)は去年5月、自宅で生後およそ4カ月の息子を浴槽に沈めて殺害した罪に問われています。

 千葉地裁で4日に開かれた初公判で、裁判長に起訴内容に間違いないか問われると、女は「はい」と認めました。

 その後の冒頭陳述で、検察側は「去年5月ごろから被害者がなぜ泣いているのか分からずに悩み、ストレスを抱えていた。就寝中に泣きやまず殺害を決意し、浴槽で溺死させた」と指摘しました。

 一方、弁護側は「被告人は悩みを抱える傾向にある。2、3時間しか眠れず、食欲もなく、産後うつだった。息子を殺した後、自分も死のうと考えており、心神耗弱の状態だった」と主張しました。

 千葉県によりますと、事件前日に女から児童相談所に「息子を育てることに対して自信がない」と相談の電話があり、児童相談所側が当日の家庭訪問を提案したところ、女が「翌朝10時にしてほしい」と答えたということです。

 判決は6月9日に言い渡される予定です。