気象庁は北海道にある十勝岳の火山活動が高まっていることから、噴火警戒レベルを「火口周辺規制」にあたるレベル2に引き上げました。

 気象庁によりますと、北海道の十勝岳では3月以降、地下深くでマグマの蓄積が進んだことを示す地殻変動のデータが確認されたほか、火山ガスの放出が増えたということです。

 16日と17日に気象台の職員が現地調査を行ったところ、十勝岳の山頂付近にある火口で火山ガスが継続的に出ていることや地表の温度が高まっていることを確認しました。

 気象庁はこうした状況を踏まえ、十勝岳の火山活動が活発な状態であると判断し、噴火警戒レベルを「1」から「2」の火口周辺規制に引き上げました。

 火口からおおむね1.5キロの範囲では噴火に伴い飛散する大きな噴石への警戒とともに、地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないよう注意を呼び掛けています。