2020年、宮城県柴田町で勤務先の社長を死亡させてバッグなどを奪ったとして強盗致死の罪に問われているパキスタン人の男の差し戻し審で、検察側は男に懲役23年を求刑しました。
宮城県大河原町の元建設作業員、パキスタン人のレフマン・アブダル被告(41)は2020年、柴田町の住宅で同僚と共謀し勤務先の社長でインド人のシン・ラカウェンダラさん(当時45歳)の首を絞めて死亡させ、バッグなどを奪った罪に問われています。
一審の仙台地裁は2021年被告に懲役23年の判決を言い渡しましたが、二審の仙台高裁は、警察の取り調べで通訳に誤りがあったとして、審理を差し戻していました。
差し戻し審で検察側は「被告はバッグを奪おうと被害者の信頼を利用し、共犯者を部屋に引き入れるなど果たした役割は大きい」と指摘し、一審判決と同じ懲役23年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告が被害者から力ずくでバッグを奪おうとしたのであれば、共犯者に加勢したはず」として無罪を主張しました。
判決は25日に言い渡されます。