夏を前に火災現場で消火活動に当たる消防隊員を後方で支援する、熱中症対策チームの訓練が宮城県多賀城市で行われました。

 塩釜地区消防本部では夏場に火災現場などで活動する隊員の熱中症を予防するために2025年、総務課などの職員で構成するクールファイターズと呼ばれる後方支援チームを結成しました。

 消防隊員は炎天下でも防火服を着て火災現場に出動するため、熱中症の危険性が高まります。

 宮代太朗記者「消防隊員の皆さんが着る防火服は重さが15キロあり、着ているだけで暑いです」

 訓練では、クールファイターズが火災現場近くでテントやミスト装置を設置したり、隊員たちに水分補給をしたりして熱中症予防の対応を確認しました。

 クールファイターズは気温が31℃以上や消火活動が長時間にわたる場合などに出動し、後方支援に当たります。

 塩釜地区消防本部総務課片平摂課長補佐「熱中症でかなり危険な現場活動になるので、消防職員の命を守ることが市民の皆様の早期対応につながると考えております」

 クールファイターズの導入前は、隊員が熱中症の症状を訴えるケースが数回ありましたが、導入後は体調不良になった隊員は1人もいないということです。