宮城県気仙沼市のレストランが、英字新聞ジャパンタイムズが選ぶ地方の優れた名店で最高賞を受賞しました。腕を振るうのは、気仙沼市のフカヒレに魅せられた料理人です。
気仙沼市弁天町のフカヒレ料理専門店KUROMORIは6月、ジャパンタイムズが選ぶ旅してでも訪れたい地方の名店で、最高賞であるレストラン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
最高賞の受賞は、宮城県のレストランでは初の快挙です。腕を振るうのは気仙沼市のフカヒレに魅せられた料理人、黒森洋司さんです。
KUROMORI黒森洋司シェフ「ここでしか食べられない料理、ここでしか食べられない体験ができるお店だと思うので、そこが賞をいただいた理由かなと」
黒森シェフは東京都や横浜市の名店で腕を磨き、世界的美食ガイドのゴ・エ・ミヨや農林水産省の料理マスターズなどで数々の賞を受賞するなど、国の内外で高い評価を受けています。
東日本大震災後、食材を求めて宮城県に通う中でフカヒレやアワビなどの食材に魅了された黒森シェフは仙台市に店を構えましたが、日本一の産地で最高のフカヒレ料理を提供したいと2025年9月、気仙沼市に店を移転しました。
提供される料理は朝、昼、晩で内容が変わりディナーではフカヒレづくしのフルコースを楽しむことができます。
ランチメニューは、フカヒレの煮込みに季節の野菜や白石温麺が添えられています。
KUROMORI黒森洋司シェフ「右の方がモウカザメの胸ビレ。左がヨシキリザメの胸ビレです。全然見た目も違うし食べると違いが分かると思います」
客「こんなにフカヒレの味を感じられたことがなかったので、感激してます」
この日、黒森シェフはランチ営業の後に気仙沼市役所を訪れ受賞を菅原市長に報告しました。
菅原茂気仙沼市長「随分、飛び抜けた形で強い磁力が気仙沼市にできたなと思ってます。ここに来れば今まで感じたことがない味、テクスチャを感じることができる驚きの世界を求めに来てほしいと、アピールできるのかなと思っています」
全国の地方レストランの頂点に選ばれたKUROMORIの黒森シェフは、フカヒレをきっかけに気仙沼市を知ってほしいと、料理を通じて地元の魅力を全国、世界に発信します。
KUROMORI黒森洋司シェフ「本当のフカヒレを気仙沼市の人に食べてもらいたい。そこから皆さんが自信を持って気仙沼市にはこんなに良い物があるんだと発信してもらって、最終的には世界中からゲストを呼んで気仙沼市の何かのきっかけになれば良いかなと思ってます」