WHO=世界保健機関は、大西洋を航行中だったクルーズ船で発生したハンタウイルスの集団感染疑いについて収束を宣言しました。

WHO テドロス事務局長 「5月25日以降、新たな感染例は報告されていない。WHOはアウトブレイクが収束したと考えている」

 WHOのテドロス事務局長は2日、クルーズ船でハンタウイルスの感染者に接触し、経過観察のため隔離された最後の人が検査で陰性だったと発表しました。

 新たな感染は5月25日以降、確認されておらず、WHOはクルーズ船に関わるハンタウイルスの感染は収束したと宣言しました。

 5月に発生したクルーズ船での集団感染疑いでは13人の感染が確認され、うち3人が死亡しました。

 このほか650人が接触したとして自宅で隔離されるなど経過を観察していました。

 また、テドロス事務局長はコンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の大流行についても触れ、「毎日、新たな感染が平均で38件確認されている」と明らかにし、拡大が続いていると警告しました。

 これまでにエボラ出血熱で感染が1406件確認され、438人が死亡したということです。