宮城県富谷市の職員が逮捕された贈収賄事件を受けて富谷市は9日、全職員対象のコンプライアンス研修を開催しました。

 富谷市産業観光課の課長補佐、菅原憲一郎被告(48)は、2023年から2026年3月までの間に富谷市が進める地区の活性化事業で建設会社に便宜をはかった見返りに、飲食や宿泊など28万円相当の接待を受けた収賄の罪に問われています。

 事件を受けて富谷市は9日、約360人の全職員を対象に研修を開催し、講師を務めた顧問弁護士が官製談合など過去の事例を紹介しました。

 担当職員と業者との間に持ちつ持たれつの構造があることを前提とした制度設計や、チェック体制の強化が重要と指摘しました。

 富谷市市民課熊谷結香主事「細かい取引でもリスクが潜んでいるということで、どういうリスクがあるのかを細かく意識しながら職務に当たるべきだと」

 富谷市では再発防止委員会を立ち上げていて、今後の裁判の内容も踏まえながら検証や再発防止策を講じるとしています。