戦争で家族などを亡くした人たちでつくる遺族会が、悲惨さを後世に伝えようと仙台市若林区の東北学院大学五橋キャンパスで写真展を開催しています。
会場には、宮城平和遺族会が二度と戦争を起こしてほしくないとの思いを込めて、アメリカ軍の空襲で焼け野原となった仙台市街の写真や、戦況を伝える新聞記事などが120点以上展示されています。
1931年の満州事変で戦死した31人の若者たちが、仙台駅に無言の帰還をした際の写真です。
満州事変以降、戦争は泥沼化し出征した多くの人が生きてふるさとに戻れませんでした。
会場を訪れた人の中には、81年前の仙台空襲を体験した女性もいました。
仙台空襲を体験「北山の方に逃げたんですけれども振り返ってみたら空が真っ赤で。人間が人間じゃなくなるようなものが戦争。若い方たちにこそ見ていただきたい」
宮城平和遺族会事務局出浦由美子さん「若者たちの未来に、こんな日本の過去のような歴史が繰り返されることはあってはならないということで、若者の皆さんに歴史を振り返り、平和の歩みを進めるにはどうしたらよいかを真剣に考える機会になればと思っている」
戦争写真展は11日まで、東北学院大学五橋キャンパスで開催されています。