日本銀行では、2日目の金融政策決定会合が開かれています。先月、実施した利上げの影響を見極めるため、今回は政策金利を据え置く見通しです。

 日銀は中東情勢の影響で、想定以上に物価が上昇するリスクに対応するため、先月、政策金利を1%程度に引き上げたばかりです。

 今回はその影響を見極めるため、政策金利を据え置く方向で議論するとみられます。

 日銀は利上げ路線を維持する方針ですが、物価上昇に対応する強い姿勢が示されるかや、今後の利上げ時期を示唆するかなどに市場は注目しています。

 一方、外国為替市場では円相場が5円近く急騰し、一時、1ドル=157円台をつけました。

 市場では為替介入が行われたとの見方が出ていて、市場関係者は「利上げが見送られ、円安がさらに進むとの懸念から、当局が先手を打った可能性がある」と指摘しています。

 31日午後に予定している植田総裁の会見で、発言が利上げに慎重な「ハト派」と受け止められた場合は、元の円安水準に戻る可能性もあると警戒しています。