北アフリカにあるスペインの飛び地セウタにモロッコからの不法移民が押し寄せた問題で、スペイン政府は1800人を収容できるシェルターを設置すると発表しました。

 シェルターはセウタ市内の4カ所に分けて設営され、1800人規模の受け入れが可能となる計画です。

 先月末、モロッコから7万人以上の移民が塀を乗り越えたり泳いだりしてセウタに侵入しました。

 大半がすでにモロッコへ送還されましたが、現地には今も数千人が残り、路上や海岸での野宿を余儀なくされています。

 この中にはすぐに強制送還できない身寄りのない子どもも2000人ほど含まれていて、衛生面や安全確保が深刻な課題となっています。

 スペイン政府はシェルターで野宿の解消を図る方針ですが、野党側は全員の強制送還を要求していて、人道的支援と支援体制の整備が急務となっています。