3月に発生した宮城海上保安部の巡視船の重油流出により被害を受けた宮城県七ヶ浜町で、養殖ノリの種付け作業が始まりました。

 七ヶ浜町花渕浜にある採苗施設では、15日から今シーズンの養殖ノリの種付け作業が始まりました。

 直径6メートルの巨大な水車に巻きつけた養殖網に、カキ殻からノリの種となる胞子を付着させていきます。

 七ヶ浜町のノリは、重油流出で約2200万枚が出荷が不可能になりました。

 影響は養殖網などの資材にも及び、被害額は約2億5000万円に上ります。

 物価高騰やナフサ不足の影響も重なったものの、無事に養殖網を準備し例年通り種付けを始めることができました。

 県漁協七ヶ浜支所鈴木祥支所長「種付けを無事に再開できたということに関しまして、本当に安堵してますしうれしく思っています。事故前と変わらず、安心安全でおいしい七ヶ浜のノリを皆さまにお届けできればと思っております」

 養殖ノリは、11月上旬に収穫される見込みです。