トランプ政権が制裁対象に指定したICC=国際刑事裁判所の赤根智子所長がコメントで、「法の支配」の重要性を訴えました。

 赤根智子所長は21日、アメリカのトランプ政権から制裁対象に指定されたことについて、自身が去年、著書を出版した文芸春秋を通じて「ある程度予期していたことで驚きはない」とするコメントを発表しました。

 さらに、「重要なのは、これを国際的な『法の支配』の終焉(しゅうえん)の始まりとさせないこと」としたうえで、「日本と日本の皆様の支援が重要な鍵となるだろう」と呼び掛けています。

 トランプ政権が18日に発表した赤根所長らへの制裁を巡っては、国連のグテーレス事務総長が「深刻な懸念」を示し、EUやオランダ、ドイツなどがICCへの支持を表明しています。