気象庁は9月から11月の気温についてエルニーニョ現象が続くことから、平年より高温になって「秋の訪れ」が遅くなる可能性が高いという見通しを発表しました。

異常気象情報センター 経田正幸所長 「9月の気温は北日本、東日本、西日本で高く、秋の訪れが遅い見込みです。十分な暑さ対策、熱中症対策をよろしくお願いいたします」

 気象庁は地球温暖化に加えて南米のペルー沖の海水温が高くなる「エルニーニョ現象」が冬にかけて続くことで、大気全体の温度が高くなると予想しています。

 現在、日本付近でも大気の温度が平年より0.9℃高いことから、9月から11月にかけても全国的に気温が高くなる可能性が高いということです。

 特に9月は地域によって気温が35℃以上の猛暑日となる見込みがあるとして、熱中症への対策を続けるように求めました。

 さらに、雨の見通しについては秋全体の降水量は平年並みという予想ですが、11月ごろには低気圧の影響で西日本から東日本の広い範囲で平年よりも多くなる傾向がみられると説明しました。

 また、現在、西日本から東日本で雨が少ない状態が続いていますが、少なくとも今後2週間程度は改善しないとの見方を示しました。

 そのうえで、秋に入ると秋雨や台風などで大雨の発生頻度が増えると指摘し、日々の天気予報を確認するなど極端な気象に警戒するように求めました。