政府は2日、2025年に放出した備蓄米の買い戻しを決定しました。間もなく新米のシーズンですが、米の価格はどうなるのでしょうか。
郡仙台市長「確かに粒が大きい。しっかり入ってます」
郡仙台市長が3日、宮城野区の水田で生育状況を視察しました。
郡仙台市長「天気があまりよくない日が続きましたので心配していましたけれども、順調に生育していると教えていただきました。確かに身も詰まっていて、収穫が楽しみだなと思ったところです」
農林水産省は、米の収穫量を示す作柄について宮城県は平均並みと発表していますが、一方で米の平均価格は5キロ当たり3156円と、前年同時期より600円以上安くなっています。
下落の要因の1つが2025年、大量に放出された備蓄米です。
6月末時点の民間在庫は過去最大の243万トンと米が余っている状況で、政府は2日に備蓄米21万トンを買い戻すことを決めました。
鈴木憲和農林水産大臣大臣「米の供給量は十分に確保されることが確認されたことから、政府備蓄米の買い戻し手続きを開始いたします」
宮城大学大泉一貫名誉教授「21万トンの放出でも、下支えということにもならないかもしれない。価格はあまり上がることは考えられないですし、むしろ下がっていく」
米の流通に詳しい宮城大学の大泉一貫名誉教授は、備蓄米の買戻しが価格を押し上げる効果は限定的だとみています。
宮城大学大泉一貫名誉教授「銘柄によって3500円から。有名ではない米は2500円を超えるくらいに落ち着いて、平均で3000円前後という価格帯になっていくだろう」