9月9日は救急の日です。宮城県の救急出動件数は、10年前と比較して4割も出動件数が増えています。ここ数年の暑さによる熱中症と、高齢化などが理由ということです。

 仙台市消防通信指令センターでは1日当たり約230件、年間で8万4000件以上もの通報が寄せられます。

 通報時には救急か火事か、緊急車両が向かう住所や建物名、部屋の番号などを慌てずに伝える必要があります。

 その後、何が起こっているのか、年代や性別、簡単な症状を伝えてほしいということです。

 指令員の問い掛けに沿って、焦らずに回答します。

 仙台市消防局指令第二係消防指令鈴木智文さん「緊急時は119番、迷いなくしていただいて結構です。迷った場合はその専門機関にかけていただいて、適正な119番の通報にご協力いただければと思います」

 119番通報には、映像サポートシステムもあります。

 通報時にショートメールを受信し、送られてきたURLにアクセスすると、自動で動画撮影を開始するサービスです。

 指令員がリアルタイムで患者の状況を確認し通報者に具体的に指示することで、救急隊が来るまでの早めの処置を行うことができます。

 他にも、NET119は聴覚や言語機能に障害のある人が事前登録することで、スマートフォン操作での通報や、電話による通報が難しい人が、FAXに必要事項を記入することで通報することができます。

 119番通報内容の内訳は、約15%が「鍵が開かない」など救急とは関係ない通報です。

 通報する際は慌てているため、本来なら必要が無い通報をしてしまうこともあるかもしれません。

 通報に迷った時に役立つ番号が、♯7119と♯8000です。医療従事者に症状や状態を伝えることで、119番通報をする前に通報の必要性のアドバイスを受けることができます。

 ♯7119は大人用、♯8000は子ども用となっていますので、救急車を呼ぶか迷った時に活用できます。