大雨でのアンダーパス冠水による、車の水没が全国で相次いでいます。宮城県は、職員が現場に駆け付けなくても自動で通行止めにできる遮断器を導入することを決めました。

 村井知事「一定の水位に達した場合に自動的に通行止めを行い、アンダーパスへの進入を遮断する機器。ゲリラ豪雨のような場合は間に合いませんので、そういった時のために空気で膨らむような」

 7日の大雨では、福島県いわき市で冠水したアンダーパスに進入した車が水没し、運転女性が死亡しました。

 こうした中で、エアー遮断機が注目されています。

 関謙次記者「一番低い所にあるセンサーが一定の冠水を検知するとバルーン式の遮断機が立ち上がり、車両の通行を規制する仕組みです」

 山口県下関市が2024年に導入したエアー遮断機は、一般的な車のマフラーの高さである約20センチに雨水が達すると、地下道にあるセンサーが信号を発信します。

 すると地上では長さ3.5メートルのバルーンが自動で膨らみ、遮断機の役割を果たします。

 脱出する車に傷がつかないことや、緊急車両を通せることがバルーン型の利点ということです。

 宮城県が管理する道路にはアンダーパスが7カ所あるということで設置を急ぐ考えですが、全国の自治体からメーカーに注文が殺到していて、導入時期は見通せないということです。