宮城県では、新米の収穫が長雨の影響で遅れが出ている所もあります。収量や品質への影響が懸念されています。
仙台市若林区荒浜地区で※や大豆などを生産している荒浜アグリパートナーズでは、約30ヘクタールの水田で、ひとめぼれやつきあかりなどを栽培しています。
当初は10日ごろに収穫開始を予定していましたが、ここ数日雨が続いた影響で14日にずれ込みました。
この夏は、長雨による日照不足で食用として出荷できない未熟米が多くなり、全体の収量が2割ほど減る見込みだということです。 米の水分量にも影響が出ていて、乾燥前の水分量は例年は18%程度ですが25.3%と、収穫には早いということです。
出荷に向けて水分量を下げる必要がありますが、この状態で刈り取ると例年よりも時間もコストもかかるということです。
荒浜アグリパートナーズ渡邉静男社長「灯油代、電気量代、作業効率が悪い。スムーズな稲刈りの順番が、サイクルがうまくいかないということですね」
一方で、水分量が減るのを待って収穫を遅らせると、刈り取る際にもみが落ちたり精米時に粒が割れる恐れがあるため、生産者はジレンマを抱えています。
生産者に前払いされる概算金が下落している中、収量も減るとなれば生産者にとってダブルパンチとなります。
荒浜アグリパートナーズ渡邉静男社長「天候に左右されやすい。コスト的にも燃料も2割から3割上がっている。それに米価の下落で非常に難しい時に来ているんじゃないですかね」