ネパールを襲った大規模な土石流から26日で1カ月です。甚大な被害を受けた水力発電所の幹部が捜索打ち切りの厳しい現状を語りました。
先月26日の土石流でネパールでは1453人が死亡し、5285人が行方不明になっています。
上流部では複数の水力発電所が濁流にのみ込まれました。
ランタン・コーラ水力発電所 運営会社 幹部 ラム・ブハラ氏 「現在は軍も現場作業から引き揚げています。トンネル内に誰もいないと確認されたためです。当社としても捜索活動は終了しています。彼らは家族の一員のような存在で5年、6年と一緒に働いてきました。皆の顔が今も頭に浮かんできます」
発電所は建設中で完成予定日の直前に被災しました。今も作業員ら40人が行方不明です。
土石流の被害範囲が広く捜索は難航していて、すでに葬儀をした行方不明者の家族もいます。
政府は被災地域での住宅の建築禁止を検討しています。