東京都心では34日連続の雨となりました。台風26号が近付くなか、千葉県では今も道路が寸断されたままの状態です。

■都心“最長雨”

 青空を忘れそうな長雨。ついに34日連続となり、観測史上最長となりました。

70代の人 「(Q.洗濯物は?)家の中で乾かしている。青空の下でカラッと干したい」

 都内にあるコインランドリー。日照時間が7時間を超える洗濯日和は9月に入って3日しかありません。

 60代の女性は洗濯物が乾かせず、初めてランドリーを使用しました。

ランドリー初利用 60代女性 「初めてです。ふわふわ」

マンマチャオ 岡野由羽実さん 「9月になって特に雨がずっと続いている感じがあるので普段、利用しない人も来ている。乾燥機を利用する人が増えてる印象がある」

■復旧半ばの千葉

 日本の南にある台風26号はゆっくりと北上しています。来月1日には関東や伊豆諸島に最も近付く見込みです。

 雨が降り続く千葉県では、いまだ停電や断水などライフラインの全面復旧が見通せていません。特に県のほぼ中央に位置する市原市では、午後6時時点で700軒以上が停電したままとなっています。

 被害から1週間以上経っても国道や県道などの幹線道路はこの状況。さらに、その太い動脈から毛細血管のように広がる市道も深刻で、通行止めの×印が多く残っています。

市原市役所 小籏秀樹さん 「現地が停電・断水している。水や食料、紙おむつを積んだ」

 道路の寸断が解消された復旧半ばの地域へ、市は支援物資も届けています。特に市の南部は深刻な状況です。

市職員 「水と携帯トイレが入っています」

物資を取りに来た人(80代) 「(21日から)買い物に一日も行っていない。土砂がすごいので、どこでどうなっているのか分からない」

 影響が長引く交通インフラは道路だけではありません。

 一部区間で運転の見合わせが続くJR内房線を巡っては、新たに長浦-木更津駅間で鉄道を活用した輸送の実施が検討されていることが分かりました。長浦駅に折り返し設備がないため、仮設の工事が必要だということです。

 いずれにせよ、今も代わりの公共交通がない状況…。

親子(木更津市) 「毎朝、姉ケ崎駅まで送っている。送ってから自分の仕事場へ行く」

 こちらの親子は大学に通う娘の送迎が毎日の日課になってしまいました。

 さらに問題なのが…。

親子(木更津市) 「(娘が)2人いて、大学の方向が一緒なので時間がずれると2度(駅に)送らないといけないのが。本当に交通手段だけが不便で困っている」

 29日も姉ケ崎駅から木更津市内の自宅まで妹の送迎を終えると、また1時間半後には姉を迎えに駅へ。

千葉市方面へ通う姉 「本当に電車は必要なものだと心から思っている」

千葉市方面へ通う妹 「自分がいつも乗っている電車が通る道がふさがれて、怖いなと思った」

母親 「普段、起きている時間よりかは1時間早く(起きる)。一日でも早く復旧してくれるといいなと」