元産経新聞の記者が今年7月、台湾で講演後に何者かに殴られた事件で、台湾の検察当局は香港マフィアの男を組織犯罪などの罪で起訴しました。

 台湾メディアによりますと、起訴されたのは香港マフィアの構成員の男です。

 男は共犯者4人とともに事件直前に台湾に入り、産経新聞の台北支局長だった矢板明夫氏が講演を終えたところを待ち伏せして素手で殴ったということです。

 男が殴打1発あたり、日本円で6から10万円の報酬で引き受ける仕事をしていたとも伝えています。

 誰が男に暴行を依頼したのかは明らかになっていません。

 矢板氏は産経新聞を退職後、台湾で言論活動を続けていました。

 検察当局は、犯行目的が「一罰百戒」を狙ったもので民主制度と社会秩序を侵害することにあったと判断し、懲役5年を求刑しました。