特定危険指定暴力団工藤会系の組員が韓国に110億円相当の大麻を密輸した罪に問われている裁判で、懲役10年の判決が言い渡されました。

 韓国の仁川(インチョン)港で3月、タイを出港した船のコンテナから約636キロ、末端価格110億円相当の大麻が見つかりました。

 韓国国内での流通を目的とした麻薬類の密輸としては過去最大規模ということです。

 韓国の水原(スウォン)地方裁判所は今月8日、これらの大麻を密輸した罪に問われている工藤会系組員で在日韓国人のキム・ジョンボク被告(50代)に対して懲役10年の判決を言い渡しました。

 一部の大麻については韓国から日本へ再輸出する計画もあったということです。

 捜査当局は東南アジアと比べて韓国での麻薬類の取引価格が高いため、新たな麻薬市場として開拓しようとしたとみています。