静岡県伊東市で計画されているメガソーラーの建設を巡っては、周辺の住民29人が2023年、市が事業者へ出した工事の許可の取り消しを求めて、訴えを起こしていました。

 熱海の土石流災害などを踏まえて、全国で盛り土を規制する条例が変わり、去年、許可を出す権限が伊東市から県に移ったため、訴訟も県が引き継ぎました。

 15日、静岡地裁は「伊東市が防災の観点を考慮せずに出した許可を県が忖度(そんたく)した」と指摘しました。

 そのうえで、「取り消すべき権限を使わなかったのは誠に遺憾」であるとして、県に工事の許可の取り消しを命じました。

原告側弁護団 阿部浩基団長 「きょうの判決は原告側の全面勝訴。(判決文に)期待以上のことが書いてある」

 鈴木知事は「判決内容を精査のうえ、対応を検討していく」とコメントしています。

(「グッド!モーニング」2026年10月16日放送分より)