「物価高への対策をしっかり講じていく」、そう高市総理が語った日から1年。私たちの暮らしはどう変わったのでしょうか。
■高市政権1年 生活どう変化?
いざ2年目へ。高市総理は“勝負服”の青いスーツを身にまとい取材に応じました。
高市総理大臣 「公約を一つずつ着実に実現していくことこそが、使命であるとの思いでこの1年間は走り続けてまいりました」
高市政権が発足して21日でちょうど1年。私たちの暮らしにもこの1年で大きく変わったことがあります。
その一つが、いわゆる“年収の壁”です。
例えばこれまでは、企業の規模や勤務時間など一定の条件を満たしたうえで年収が106万円以上の場合、労働者には社会保険料を支払う義務が生じましたが、政府は今月この制度を撤廃。働き控えなどの解消に向けた動きですが、まだまだ“壁”は残っています。
都内の精密機器を取り扱う会社に立ちはだかるのが“130万円の壁”。年収が130万円以上の場合、扶養から外れ自身で社会保険料を負担する必要が出てきます。
NISHI SATO 芳賀みどり代表 「(従業員の)半数以上がパート。ほとんど全員が(“130万円の壁”を)気にしています」
パートとして勤務する3児の母・秋山さんは当初、“年収の壁”を超えないよう意識していたそうですが、その後夫の扶養から外れ、比較的時間を気にしない働き方にシフトしました。
パート勤務 秋山梨紗さん(40) 「手当から(保険料が)引かれるので気にしてはいるんですけど、自分のやりたい通りに働けるのが一番いいかなと」
ただ、秋山さんのように働くパートはほんの一握り。会社が高市政権に求めるのは、さらなる“壁”の撤廃です。
芳賀代表 「12月の繁忙期になるとある程度年収が確定してくる。12月に調整休みがどうしても集中してしまう。“年収の壁”を撤廃することによって人手不足の解消にはつながっていくのでは」
■年収の壁&物価高は?
そして、何といってもここ1年で変化を感じるのが…。
40代女性 「すごく高くなっていると感じる」
50代女性 「全部何もかも上がって家計が大変」
私たちの家計を圧迫する「物価高」。収まる気配はありません。
秋葉社長によると、特に最近大きな負担となっているのが、トレーなど“資材”の高騰です。
アキダイ 秋葉弘道社長 「私はアキダイを始めて35年目なんですけど、(資材は)34年間の値上げ率よりもこの1年間の値上げ率のほうが高い。ここにあるすべての商品が影響を受けている状況。(物価が)下がらなくても早く平らな状況になってほしい。本当に厳しい1年でした」
高市政権は、物価高に歯止めをかけることができるのでしょうか。
国会では、21日も消費税減税に向けた審議が行われています。
高市総理大臣 「きょうから高市内閣2年目の挑戦が始まります。目下の重要政策は世界的な物価高を受けてのさらなる対策強化でございます。重要な政策転換を実行に移し、その成果を日本列島の隅々までお届けしてまいります」