お笑いタレントのふかわりょうが、かつてのビデオ規格「VHS」と「ベータ」の競争を振り返り、実家がベータを選んでいたことが自身の芸人としての原点につながっていると語った。ふかわは「当時VHS対ベータっていうのがものすごい戦いをしていた」と、メーカー同士が競い合っていた時代を回想。「結果的にVHSが勝ったんですよ」と話した。実家がベータだったことについては、「やっぱり敗戦の屈辱というか」と表現。当時抱いた「屈辱だったり羞恥心」が、後の「お前んち天井低くない?」「お前んちの階段急だな」といった自身のネタにつながったという。そして「多分我が家がVHSだったらデビューしていなかったです」とも。家庭で選んだビデオの規格と、自身のお笑いのルーツを結び付け、独特の視点で振り返った。 そんなふかわはこの度、エッセー集「中年よ、すねを剃れ」を刊行し「ふかわりょう刊行記念イベント」に登場。50歳を過ぎた自身について「センスは全く錆びておりませんが、体は錆びついてます」とユーモアを交えて語り、「日常だったり、美しいなと思うことだったり。そういうことをまとめた本です」と語った。