AIを活用した映像作品に特化した国際映画祭が、東京で開幕しました。

 2回目となる「AI日本国際映画祭」には、去年を大幅に上回る60余りの国や地域から、730の作品の応募がありました。

 来月2日まで3日間、作品の上映やグランプリの選考が行われます。

 こちらは、フランスからの作品です。傘をモチーフに日本の情景を繊細に表現しています。

フランスの映像作家 ジョナサン・カレンさん 「(日本の電車は)基本的にどこに乗っても大体同じような雰囲気だけど、携帯をみたり、寝たりと静かな環境を見せたかった」

 制作は、生成AIに情景を伝える指示文「プロンプト」の入力を何度も繰り返すことで、自分のイメージに近付けていき、およそ1週間で完成させたといいます。

ジョナサン・カレンさん 「1つのボタンを押すだけで作品ができると思っている人たちもいっぱいいると思いますけど、すごい時間をかけています」

 AIを巡っては、大がかりな機材がなくても実写と見分けがつかないような作品が作れるようになった一方、著作権の保護に向けたルール作りの必要性なども指摘されています。

 映画を含む映像制作におけるAI関連の市場規模は、5年後には現在の2倍以上になるとの試算もあります。