アメリカの中間選挙の激戦州、ミシガン州ではトランプ政権の関税政策に市民の不満が高まり、大きな争点になっています。

 ミシガン州の家具メーカーではカナダ産の木材やアルミニウムへの関税で商品の値上げを余儀なくされ、売り上げが大幅に減って従業員の削減に追い込まれています。

家具メーカー マイケル・ハワード社長 「妻や子どもたちを支えることにも影響が出ています。関税のせいで、あらゆるもののコストが大幅に上がり、仕事の量も劇的に減ってしまいました」

 トランプ大統領は関税によって産業と雇用を守ると訴えてきましたが、逆に中小企業を苦しめ、雇用を奪う結果にもつながっています。

家具メーカー マイケル・ハワード社長 「関税は選挙に大きな影響を与えると思います。今、人々が最も懸念しているのは生活費の負担と雇用です。私はトランプ大統領が強行しようとしている不当な関税に対して立ち上がり、反対してくれる候補者に投票するつもりです」

 民主党の急進左派・エルサイード候補はトランプ政権の関税政策を強く批判しています。

 一方、共和党のロジャース候補は選挙戦の終盤になって「カナダとの関税は終わらせるべきだ」と方針転換しましたが、有権者からは「今さら遅い」との声も上がっています。

 中間選挙を目前に、トランプ政権の関税政策が共和党にとって大きな逆風となっています。

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