宮城県石巻市の西光寺で、東日本大震災で犠牲になった人たちの冥福を祈る大仏が完成し、開眼式が行われました。

 石巻市の西光寺でお披露目されたのは、高さ4.2メートル、重さ15トンの「いのり大佛」です。

 南浜・門脇地区では、震災の津波やその後に発生した火災で500人以上が犠牲になりました。

 この大仏は、震災で亡くなった人を供養し遺族の心の拠り所にしようと、西光寺が3年前にプロジェクトを立ち上げ、建立したものです。

 開眼式には、遺族など約200人が出席し、静かに手を合わせていました。

 (震災で親戚を亡くす)「たくさんの人が亡くなったので・・・いいものができたなって」

 (震災で小学6年生の孫を亡くす)「孫が津波で亡くなって孫のためにもと思って来ている。これから見守っててくださいっていうことしかない」

 訪れた人は、大仏の膝に触れたり頬を寄せたりして祈りをささげていました。

 西光寺・樋口伸生住職「楽しい時もつらい時も一番お会いする人だと思うんですね。膝に頬をすりすりしてください。すがれる仏様になっていただいたので」