楽天イーグルスがドラフト1位で指名した渡部海選手は、大学ナンバーワンキャッチャーの呼び声が高い選手です。

 青山学院大学でキャプテンを務める渡部海選手、楽天がドラフト会議で中日と2球団競合の末、交渉権を獲得しました。強肩強打が魅力で中学から大学まで各世代で侍ジャパンにも選ばれてきたエリートで、スカウトらは大学ナンバーワンキャッチャーと太鼓判を押します。

 プロ野球解説者の江尻慎太郎さんが特に評価したことは。
 江尻慎太郎さん「フットワーク。安定して良いフットワークができているなと。肩はもちろん良いんですけれども、どこのボールに対しても右足が良いところに着いていたということを感じました」

 盗塁を阻止した場面で、江尻さんは送球時の右足の位置に注目しました。右足の位置が不安定だと送球にボールに力が伝わらなかったり、送球時のアクションが大きくなったりしてまいます。
 渡部選手はどの場面でも右足が決まった位置にあり、コンパクトな送球につながっていると江尻さんは話します。
 渡部海選手「ボールが来て取った位置に右足を入れて投げていく」

 更に渡部選手の魅力は、打撃です。7月に台湾で開催された世界大学野球選手権では侍ジャパンの4番を任され、打率5割をマークするなどチームを初代王者に導きました。

 華々しい経歴を持つ渡部選手ですが、その裏には地道な努力があったと青山学院大学の安藤寧則監督は話します。
 安藤寧則監督「本当に地道な努力をしているところを4年間目にしてきた。投手の能力を引き出せたり引き上げたりということができて、リーグ優勝日本一をつかみ取ってほしいなと思うのと、ここで1本というところで、その貴重な1本を出せる選手になってほしい」

 渡部選手の素顔に迫るため、「性格」「趣味」「特技」「好物」の4つの質問に答えていただきました。まず「性格」は?
 渡部海選手「1番はポジティブというか失敗しても引きずらないというか、反省はするんですけれども、そこの切り替えは自分としては得意かなと思います」

 2つ目の質問「趣味」にはドラマ鑑賞を挙げました。
 渡部海選手「地上波のドラマは、VIVANT。だまし合い系とか好きですね。駆け引きであったり、そういうものが好きですね。TV局を考えて見ていないですね」

 続いて野球以外の特技は?
 渡部海選手「これ聞かれたら結構困るんですけど、何か特技ほしいなと思います」
 Q.「ファン感謝祭ではルーキーパフォーマンスがありますが?」
 渡部海選手「青山学院大学の先輩、中島大輔さんのダンスは映像で見たことあります。
ダンスも意外とうまいというか一番踊れてたぐらいだったんで、練習したいと思います」

 4つ目の質問、好きな食べ物は?
 渡部海選手「好きな食べ物はおすし。一番好きなのはサーモンですね。天然な物というか新鮮な海鮮を宮城県で食べられるのがすごく楽しみです」

 最後にプロでの目標を掲げてもらいました。
 渡部海選手「目標はベストナインとゴールデングラブです。ベストナインは、打てるキャッチャーというところに自分もこだわってやっているので、毎年取れるような選手になりたいなと思います。ゴールデングラブは、やっぱり守備っていうのはキャッチャーにとって一番大事だと思うので、そこも毎年狙えるような選手になりたいなと思います」

 渡部選手は参考にしている選手に、このほど楽天に加入した甲斐拓也選手を挙げていました。同じ球団でプレーする以上はライバルになりますが、素晴らしい経歴で数々のご経験をされてきた方なのたくさんのことを聞いて吸収したいということです。今までのニックネームは名前の海(かい)と呼ばれてきていて、甲斐選手と同じになってしまうので、新しいニックネームをファンの人に提案してほしいと話していました。