仙台市青葉区の宮城県立視覚支援学校で、生徒の個人情報が入っていた可能性のあるUSBメモリを紛失していたことが分かりました。

 県立視覚支援学校によりますと、この学校の教員が9日にUSBメモリを使おうとした際、紛失したことに気が付きました。

 USBメモリには、学校に通う17人の住所や氏名、障害の程度など個人情報が入っていた可能性があるということです。

 他にも4日に実施した高等部の入試問題や、授業で使う教材の点字データを入れていて、警察に紛失届を出しましたが、これまで見つかっていないということです。

 現時点で、個人情報が悪用されるなどの被害は確認されていません。

 石墨安洋校長は、該当する17人の保護者に対して謝罪するとともに、今後はUSBメモリを教員それぞれが管理する運用から、一括管理に変更することを明らかにしました。