江戸時代に盛んに生産された富谷茶の復活に取り組んでいる宮城県富谷市で、茶摘みが行われました。

 富谷市では5年前から、新たな特産品作りと茶どころとしての魅力発信を目指して、富谷茶復活プロジェクトを進めています。

 17日、茶畑を管理しているシルバー人材センターの会員ら約30人が、青々とした新芽を丁寧に摘んでいきました。

 参加者「もうわくわくです。お茶に触れあえるんだなっていう気持ち。なんとも言えないですよね。この環境の中でお茶摘みできるっていうのは、すごく幸せな時間です」

 2022年は約30キロを収穫する見込みで、地元の祭りやイベントで振舞われる予定です。

 また、2023年以降には煎茶のほかスイーツなどとして商品化することを目指しています。

 そのため、プロジェクトでは2022年新たに3000本の苗木を植える予定で、現在の4000本から将来的に1万本に増やすことを目指ししています。