本格的な海水浴のシーズンを前に、宮城県多賀城市で海の安全教室が開かれました。

 海の安全教室は宮城海上保安部が開いたもので、3日は小学生28人が元潜水士などから水の事故の対処法などを教わりました。

 海に落ちてしまった時は、「背浮き」の姿勢で助けを待つのが大事です。

 子どもたちは「体の力を抜いてあごを上げる」などのアドバイスを受け、実践していました。また、ペットボトルなど身近にある浮力の強いものを利用して浮く方法などについても教わりました。

 「おぼれないように気を付けようと思った」「浮くのが難しかったので、子供が落ちた時にどうしたらいいかなと思って、ペットボトルとかで簡単に浮けるみたいなので、準備しようかなと思いました」

 宮城海上保安部笠原司交通課長「海で遊ぶ際には1人で行かないで大人の人やお友達と複数人で活動していただきたいと思います」

 この夏は県内の14カ所に海水浴場が開設される予定です。