雪解け水の一斉放流を虹色にライトアップする、宮城県大崎市の鳴子ダムのレインボーすだれが、日本夜景遺産に認定されました。

 高さ80メートル、幅95メートル、鳴子ダムのレインボーすだれです。

 雪解け水を流すすだれ放流で、2022年に初めてライトアップを行い多くの人が訪れました。

 この幻想的な景色が、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが選ぶ日本夜景遺産に認定されました。

 日本夜景遺産は全国に270カ所あり、県内ではこれまでにSENDAI光のページェント」などが認定されていて、鳴子ダムのレインボーすだれは6カ所目の認定となりました。

 ダム管理所の桜井隆広所長は「夜景遺産の名誉を受け非常にうれしい。地域の観光資源として生かしていければ」と話していました。

 鳴子ダムでは秋に放流はありませんが、コンクリート面を赤やオレンジ、黄色に照らし出す、紅葉をイメージしたライトアップを行う予定です。