メバチマグロの季節限定ブランド、三陸塩釜ひがしものが、宮城県の塩釜市魚市場に今シーズン初水揚げされました。

 三陸塩釜ひがしものは、三陸沖で9月から12月に取れる生のメバチマグロのうち、脂の乗りや鮮度、色つやなどの条件を満たしたものだけに認められるブランドです。

 15日朝、塩釜市魚市場には344本のメバチマグロが並び、このうち55本が三陸塩釜ひがしものに選ばれ、最も高いもので1キロ5700円の値が付きました。

 市場関係者によりますと、例年並みの水揚げが期待できるということです。

 みなと塩釜魚市場志賀直哉社長「今から12月までは順調に入ってくると思います。我々も期待しています。身に甘みがあり脂が口の中でとろける美味しさがある」

 三陸塩釜ひがしものは、仙台の市場のほか東京の豊洲市場などに出荷されます。