仙台市内のコロナ感染者数を予測する東北大学の下水調査で、今週も減少傾向が続く結果が示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、仙台市内の下水から検出される新型コロナウイルスの濃度などから毎週、仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週は1497人の予測に対して、実際の感染者数は2696人でした。

 今週は、先週の実測値を1616人下回る、1080人の予測で、減少傾向が続く結果が示されました。

 一方、佐野教授は、下水中のウイルス濃度は、ほぼ横ばいで推移していて、感染者数も横ばいで推移する可能性もあるとしています。