8月から宮城県全体で流行が見られる手足口病が、約2カ月ぶりに警報レベルの注意喚起を出す基準を下回りました。

 手足口病は幼い子どもを中心に流行し、口の中や手足に発疹ができるウイルス性の感染症です。

 県内では、警報基準である1医療機関当たり5人を上回る流行が8月上旬から続き、県が注意喚起を出していましたが、先週1週間の速報値では4.67人と約2カ月ぶりに基準を下回りました。

 3週連続で前の週を下回っていますが、流行は続いているとして警報レベルの注意喚起は続いています。

 県では、十分な手洗いを徹底するとともに、手洗いタオルの共用を避け、子どもが遊ぶおもちゃの消毒をするなどして予防を呼び掛けています。