ベガルタ仙台の2022年度の収支は、1億800万円の黒字になる見通しです。単年度の黒字となれば、クラブとして5年ぶりのことです。

 ベガルタ仙台は6日に取締役会を開き、2022年度は1億800万円の黒字になる見通しであることを報告しました。クラブとしては、5年ぶりの単年度黒字となります。

 2大スポンサーであるアイリスオーヤマと木下グループによる協賛金など、スポンサー収入が2021年度に比べて6億1700万円増えたことや、入場料収入も4800万円増えることなどが要因です。

 取締役会では、8月までに3億円の増資を完了したことが正式に報告されました。

 クラブの2億6400万円の債務超過が2022年度の決算で解消されるのは確実となりました。

 ベガルタ仙台佐々木知廣社長「黒字経営をしっかりと定着させていく、黒字経営を続けることでチームも強くなっていく。これを継続させることを徹底したい」

 チームは3試合を残して現在6位です。6位以内に踏みとどまればJ1参入プレーオフに進出します。