南米チリのイースター島で山火事が発生し、モアイ像に被害が出ていることを受け、宮城県南三陸町の役場などに義援金の募金箱が設置されました。

 現地メディアによりますと、南米チリにあるイースター島で大規模な山火事が発生し、世界遺産として有名なモアイ像にひびが入り修復できない状態になっているということです。

 こうした中、南三陸町では11日に役場や南三陸病院など計4カ所に義援金の募金箱を設置しました。

 南三陸町では、震災の復興支援として2013年にチリ政府からモアイ像が贈られるなど友好関係が続いています。

 南三陸町企画課企画情報係加藤優美子係長「イースター島のモアイの石像が心配されるところなので、なんとかそちらの復活に使っていただければなと思っています」

 募金は31日まで受け付けています。