音楽の力を通して被災地の心の復興を支援しようと、仙台市青葉区で仙台フィルのメンバーによるコンサートが開かれました。

 大手飲料メーカー、サントリーグループが行っている震災復興支援活動の一環で2016年から始まったこのコンサートは東北3県で開催されていて、今回で15回目です。

 19日のコンサートでは仙台フィルハーモニー管弦楽団選抜メンバー4人によるバイオリン、チェロ、ヴィオラの弦楽四重奏で、ヴィヴァルディの「春」や日本民謡など13曲が披露されました。

 訪れた人「ちょっと買い物に来たついでだったんですけど、すごくよかったなって思いました」

 訪れた人「心に響くような感じで素敵な音色でした」

 美しい祈りの音色に買い物客が足を止め中には涙を流す人の姿も見られました。

 訪れた人「実家が仙台なんですけどいろいろ震災とかもあって、いろいろ思い出した。良かったです。心が洗われるというか、ありがとうございました」