13日告示、22日投開票の宮城県議会議員選挙で投票に行く人を増やそうと、宮城大学の学生が投票をすれば飲食店などで特典を受けられるセンキョ割を実施します。

 センキョ割in宮城を企画したのは、宮城大学の佐々木秀之准教授と研究室に所属する大学生です。

 センキョ割は、投票を済ませたうえで投票の証明書を飲食店などで提示すると値引きなどの特典を受けられます

 研究室では、2022年の参議院議員選挙の際に宮城県多賀城市でセンキョ割を実施していて、この取り組みを宮城県全域に広げます。

 宮城大学学生「投票に行かなければ何も変わらないと思うので、若者たちがセンキョ割で割引されるならとか、何かサービスが受けられるならとかきっかけをもって投票に行ってくれたらなと」

 学生たちは今後、センキョ割の特典を提供する店舗を集める考えで、70店舗の参加を目標にしています。

 県によりますと、前回4年前の県議選の投票率は34.8%で、推計では20歳から24歳が15.35%と最も低く若い世代の投票率の低下が目立っています。