楽天イーグルスのドラフト1位、古謝樹投手らルーキー8人が思い入れのある品を持って入寮しました。

 ドラフト会議で楽天が指名した8人のルーキーが、6日に仙台市泉区の泉犬鷲寮に入寮しました。プロ野球選手としての第一歩がここから始まります。

 ルーキーたちはそれぞれの部屋で荷ほどきをし、思い入れのある品を取り出しました。 ドラフト1位の古謝投手は、指導していた中学生にもらったクマのぬいぐるみを持参しました。

 古謝樹投手「これを見ると中学生時代を思い出して初心にかえる。これから毎日見られるように置いておきたい」

 ドラフト8位、富山県出身の青野拓海選手は、能登半島地震の発生時に富山県の祖父母の家にいて、避難所となった自身が通う高校で一夜を明かしました。

 その時に先輩とキャッチボールをしたボールを持参しました。

 青野拓海選手「つらいことや苦しいことがあれば、このボールを見てもう1回頑張るぞという糧になればと思う」