仙台赤十字病院と宮城県立がんセンターの統合に向けた議案が付帯意見付きで可決される公算が大きくなったことを踏まえ、村井知事は「付帯意見にしっかり呼応する」と述べました。

 県の新年度当初予算案には、仙台医療圏の病院再編のうち仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合してできる新病院の整備費の一部、26億円を基金に積み立てる内容が含まれます。

 この予算案が、県議会予算特別委員会の環境福祉分科会で「関係者への丁寧な説明に努める」などの付帯意見付きで可決されたことについて、村井知事は11日の定例会見で「非常にいい情報」と述べました。

 予算案は12日の予算特別委員会、13日の本会議でも付帯意見付きで可決される公算が大きくなっていて、知事は付帯意見を重く受け止める考えを示しました。

 村井知事「しっかりと呼応する形で、対応するように努めていかなければならない」