宮城交通は、山形県の山交バスと共同運行する高速バス仙台−山形線について、4月1日から一部の便で「県庁市役所前」の停留を終了すると発表しました。運転手の労働時間の規制が強化される2024年問題への対応の一環ということです。

 高速バス仙台−山形線は「県庁市役所前」の発着となっていますが、このうち朝と夜の一部の便が4月1日から「仙台駅前」発着に変わります。

 宮城交通によりますと、対象となるのは平日は仙台発の12便と山形発13便です。土曜、日曜、祝日は仙台発7便と山形発11便です。

 利用者「バスは座席が限られているので仙台駅は(混雑して)乗れない可能性がある。仙山線が止まるときは仙台駅が(一層)混むので、ここ(県庁市役所前)があると乗れるというメリットがある」

 今回の措置は、運転手の時間外労働の規制が強化される2024年問題に対応する取り組みの1つとしています。