公共交通の空白地帯を解消するため、仙台市が太白区秋保地区で乗り合いタクシーの本格運行を始めました。

 ぐるりんあきうは、秋保地区を運行する予約制の乗り合いタクシーで、1年間の実証運行を終え新年度から本格運行が始まりました。

 出発式には郡仙台市長や住民など約60人が出席しました。

 料金はエリアに応じて200円から600円となっていて学生は半額、小学生以下や70歳以上の高齢者はどれだけ乗っても100円です。

 路線バスの利便性の低い秋保地区では、観光客の移動手段としても期待されています。 住民「とても便利で助かっております。病院に行くのが本当に良い。免許返納してどこにも行けなくなっていた」「高齢者になってくると玄関前から乗せてもらって、玄関まで送ってもらえるのが魅力です」

 電話またはインターネットで予約します。仙台市は宮城野区燕沢地区などでも乗り合いタクシーを運行していて、秋保地区は4例目です。