女川原発2号機の再稼働が11月ごろに延期となったことについて、東北電力の樋口社長は「目標から遅れることが無いよう進めたい」と強調しました。
東北電力樋口康二郎社長「再稼働の目標時期を見直すことになったことに対しましては、私としては非常に重く受け止めております」
東北電力は女川原発2号機について、5月に安全対策工事を完了させ9月ごろの再稼働を目指していました。
しかし、原子炉に燃料を入れる燃料装荷の前に行う訓練について、その前提となる敷地内の仮設建築物の撤去に時間がかかったことから、再稼働の時期を11月ごろに延期すると発表していました。
樋口康二郎社長は31日の定例会見で、延期について「重く受け止めている」とした上で、訓練を8月上旬から行う予定だと明らかにし、新たに発表した計画について再び延期とならないよう進めていくと強調しました。
東北電力樋口康二郎社長「トラブルの無いようにしっかり総力挙げて取り組んで参りたいと思います。そういう意味で今回設定した目標については、それから遅れることの無いように取り組んで参りたいと考えております」