宮城県内が舞台となった映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の舞台挨拶が利府町で行われました。

 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」は、宮城県塩釜市出身で耳の聞こえない親を持つ健聴者=コーダである、五十嵐大さんの自伝的エッセイが原作の映画です。

 県内では13日から先行公開されていて、14日ロケ地の一つである利府町で行われた舞台挨拶には、呉美保監督と主人公の幼少期役を演じた加藤庵次さん、山国秀幸プロデューサーが登壇しました。

 呉美保監督「コミュニケーションを取ることの尊さを改めて感じていただけたら」

 加藤庵次さん「いろいろなことを考えたり感じてもらえたら嬉しい」

 映画を見た人「(ロケ地が)あそこだなここだなと嬉しく思いました。心理描写が細かくて考えさせられました」

 この映画は20日から全国の映画館で順次公開されます。